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DSM-Ⅳによる、診断基準 | |
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A | 2つまたはそれ以上の、はっきりと他と区別される同一性または人格状態の存在(その各々は、環境および自己について知覚し、 関わり、思考する比較的持続する独自の様式をもっている)。 |
B | これらの同一性または人格状態の少なくとも2つが反復的に患者の行動を統制する。 |
C | 重要な個人的情報の想起が不可能であり、ふつうの物忘れで説明できないほど強い。 |
D | この障害は、物質(例:アルコール中毒時のブラックアウトまたは混乱した行動)または他の一般身体疾患(例:複雑部分発作)の 直接的な生理学的作用によるものではない |
注:子供の場合、その症状が、想像上の遊び仲間または他の空想的遊びに由来するものではない | |
ほとんどのケースが心的外傷の体験によって引き起こされると言われる。 そして、子供の発達的段階の時期や、家庭環境などの機能状態との関係により、交代人格への解離症状をつくりあげる。 |
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20代から40代までの女性に多い。男性では、暴力化すると共に犯罪歴への報告数へ入ってしまうケースも多い。 | |
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1 | 重要な関わりのあった、対象人物の喪失や喪失の予測への恐れ。 |
2 | 極限を越えた恐怖体験の継続。見通しのつかない孤独や、虐待、性的虐待。。 |
3 | 記憶を消し去りたい程の悲劇体験。パニックを起こすほどの衝撃体験。 (記憶障害にもつながる) |
これらの体験から、自分を分離させるため、逃避、切り離し、カタルシス的感情の排泄、嘆きの作業としての変化と考えられる。 | |
DSM‐Ⅳでは解離性障害を4つの障害に分ける。①解離性健忘②解離性遁走③解離性同一性障害④離人症性障害である。 解離性ヒステリー、離人神経症とされていた時代もある。 その他、特定不能の解離性障害という分類がある。①解離性昏迷②解離性運動障害③解離性知覚麻痺④解離性幻覚 ⑥解離性幻聴⑦解離性トランス障害⑧解離性転換性障害⑨ガンザー症候群など。 |
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1 | 時間的・空間的健忘。人間関係の非現実的化。 |
2 | 抑うつ症状。 |
3 | 恐怖感。パニック症状。 |
4 | 薬物依存。 |
5 | 幻覚、妄想。 |
6 | 関連性のない思考状態。 |
7 | 性的感覚の転換。装飾的倒錯。 |
8 | 自殺や自傷行為。 |
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1 | ヒステリー |
2 | 頭痛・その他の不快症状 |
3 | 運動障害 |
4 | 既往歴として、人格障害やてんかん、 感情障害などの症状が継続していることが多い。 |
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1 | 年齢退行的人格。 |
2 | 脅迫的人格。 |
3 | 迫害者的人格。 |
4 | 自分への救済者的人格。 |
5 | 自殺願望的人格。 |
6 | 性的な衝動的人格。 |
7 | 無気力的人格。 |
8 | お手本的、管理人的人格。 |
9 | 保護者人格。 |
10 | 自己破壊的人格。 |
11 | 悪魔など、模倣的な人格。 |
12 | 無痛感覚的人格。 |
13 | 自閉的人格。 |
14 | 異性的人格。 |
15 | 宗教的人格。 |
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① | 抗うつ薬、抗不安薬を用いた薬物療法。 |
② | 治療者にも反抗的、暴力的である場合があるので、家族・保護者・仲間とのチーム関与が必要。 |
③ | 全ての人格との関わりをもつ。 |
④ | 生活環境の安定化。 |
⑤ | 分裂した人格と自己間の統一をしていく。 |
⑥ | 治療過程で失われる交代人格のための悲哀の作業を、時間をかけて丁寧に行う。 |
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精神的外傷を負った人の脳の中では、大きな変化が起きます。 | |
1 | 海馬の萎縮(学習や記憶、情動の調整を司る)、前頭前野皮質の血流低下 .機能不全(意識、思考、感情、推理、想像力、 統合性を司る)、脳内神経伝達物質の代謝調節障害などが報告されています。 |
2 | 尿中のカテコールアミンの排泄量の増加。 |
3 | トラウマ想起(フラッシュバック)による、心拍数、血圧の異常上昇。 |
4 | 血中アドレナリン受容体の減少。セロトニンレベルの減少。(心の安定を得にくい脳内ホルモンの状態を招く) |
5 | 脳波ポリグラフや電気生理学の研究から、REM睡眠(深い睡眠サイクル)で、睡眠の中断や 覚醒数の増加が起こる。 |
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