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依存傾向を持っている人同士が、お互いに依存対象として求め合い、結果として相手の自由を奪い、 また相手も自分の意志や行動の自由を奪う形になる。 お互いに重荷になっても、相手を傷つける事をとても恐れて、自分の事よりも相手の利害を優先したり、 社会的な付き合いが出来なくなって行く。 また、周囲の人に対して、【 自分が支配する側 】と【 自分が支配される側 】といった価値観で、人間関係を狭め、歪めるばかりか、 自分自信の自己の価値判断をもむしばんでいく。 |
機能不全家庭で育ったり、虐待のある状態で育った人の多くは、社会や周囲の人達に、ある種の復讐心を持たざるを得ません。 傷ついた神経症的な自尊心は、不安な自分を守るため、しつこい人間関係を必要とします。 そして、自分が内面を見せられる相手に対しては、これでもか、これでもかと際限なく受け入れを求め、要求はしだいに大きくなり、 依存心とその裏にある支配欲に、相手は振り回されてしまうのです。 『 自分は、褒められなくてはいけない 』とか 『 これをすれば いじめられない 』などと常に思って育ってきたために、 自分の正しい要求がよくわからずに、他人を通して見た自分が、本当の自分像と勘違いしている。 そして、そのことすら気付かずに生きていることが多いのです。 |
![]() 強い欲求が抑圧されています。 |
知らず知らずのうちに、人に弱さを見せることで不安から逃避し、ひとよりもツライ事をすることで安心する。 だから、自分を正しい目で見ようと試みてくれる人に会うと、心地が悪くなり逃げてしまう。 育った環境から生まれた復讐心や、攻撃心を深層意識の中に抑圧していると、それは無意識に他人に投影されて、 自分は攻撃されている、憎まれていると常に感じてしまうのです。 時には、その被害者意識をかくすために、慈善事業やボランティア活動に身を投じたり、人より優れた知識を持つ、 といった社会的正義の名のもとに、他人を批判して自分を守ろうとするような状態を生み出します。 ある時は、人間関係のやりとりの中でゲームを仕掛けて、自分に負け犬のレッテルを貼り付け、強い相手へ偽りの敗戦布告をして、 自分を守るような事を繰り返す。 ![]() |
このように、人間関係についての絶望的な悲哀観を持った親が子供を育てると、その絶望は子供へと引き継がれ、 人を信じることの出来ない自責感の強い子にしてしまう。 親の絶望感が、子供に二次感染して、『 親も絶望している。だから私も成功してはいけない。』などという暗示効果を産んでしまうこともある。 このような内面に肉体化した、親の潜在意識のメモリーは、社会的にも重い結果を生み出すことに、着目しなければいけない。 自分もOKではない、他人もOKではないという親を見て育った子供は、親と同じ価値観を持って、生きて行くという、 人生の基盤状態をつくってしまうのです。 |
![]() たとえ自分で何か生きにくさを感じていながらも[ 自分には関係ない話だ ]と聞き流している人こそが、 なかなか自分を癒すことの苦手な、問題のある人です。 100% 気付けという事ではなくて、「そう かも・・・・」と受け入れてみる勇気が大切です。 |
1 | 日常のことを決定するにも、他の人達からの十分な助言や保証を受けないと行えない。 |
2 | 自分の主要な生活領域で、他人に責任を取ってもらう事を必要とする。 |
3 | 人からの支持や保証、承認などを失うことを恐れるあまり、他人の意見に対して反対の意志を表明することが困難である。 注:懲罰に対する、現実的恐怖は含まない。 |
4 | 自分自身の計画で物事を始めたり、行うことが困難である( 動機や気力の欠如というよりは、自分の判断や能力に自信がないため)。 |
5 | 他人からの好印象や賞賛、支持を得ることに固執し過ぎて、自分が不快に思っている事を、自分から進んで行ってしまう。 |
6 | 自分で自分の責任を取ったり、世話をすることができないという誇張された恐怖のために、一人になることに不安を感じ、 無力感を持ったりする。 |
7 | 親密な人との関係が終わった時、また新たに自分を支持し世話をしてくれる基盤となる存在を、必死で探し求める。 |
8 | 自分が支持を受けず、世話をされずに放っておかれるという恐怖に、非現実的なほどに囚われている。 |
1 | 他人と一緒にいる時(姉妹・兄弟・親子など、身内である場合もある)、 人に良い印象を与えたいと意識して気を使い、消耗するような事がある。 |
2 |
自分のことはいつも二の次で、親しい人の用事や家族の世話をやいている。 |
3 | 私の周囲にいる人や家族は、何かと問題をかかえている事が多くて、私はいつも忙しくその人達の為に動き回っている。 |
4 | 誰かに頼られ感謝されていないと、自分は役たたずのような気分になって憂うつな感じがする。 |
5 | 今迄、私にいつも同意してくれて言う事を聞いてくれた人から NOと言われると、たまらなく腹が立ち、不安になってまるで、 パニックのような気分になる。 |
6 | 私の家族の中には、心身に病気を抱えている人もいるけれど、どの家にもある事だろうと、それほど気にならないし深刻なことでもないと思う。 |
7 | 人に何かを頼まれたり、誘われてイヤな時でも、ハッキリと断れない。湾曲的な表現を使ってアプローチ・または断る。 |
8 | 自分の体調が悪かったり、疲れていても、頑張り過ぎてしまう事がある。 |
9 | 私はいつも、頭痛や肩こり、胸苦しいような、だるさのような感じがある。 |
10 | 私は、時々他人の悩みや問題を、自分のことのように心配してしまう(処理してしまう)。 |
11 | 私は、自分が感じた怒りや悲しみを表現する事が、苦手でうまくあらわせない。 |
12 | 私は、いつも自分の愚痴話しや悩み、恨みなどを親身になって聞いてくれる人を、求めている。 |
13 | 私は、一人で過していると寂しくて、いやな気分になる。 |
14 | 私は、家族や親しい人の考え方や行動、態度、振る舞いに干渉して、それを自分の思っているように正そうと試みたり、 コントロールしようとしてしまうことが多い。 |
15 | 私は、自分の本音を人に伝えたり、知られたりすることが、とても恐い。 |
16 | 私は、時々自分は無力で役にたたない、不器用で愚かな存在だと感じ、生きる価値がないと感じる。 |
17 | 私は、今自分がやりたい事、必要としていることや、自分が心から望んでいることが良くわからない。 |
18 | 私は、人から叱られたり、怒鳴られたり、批判されたりすると何も言葉を返すことができずに、すくんでしまう。 |
19 | 私は、世間のニュースや季節の移り変わりに無頓着で、よく知らない事がある。 |
20 | 私は、他人の要望や期待にそえないと、申し訳がないと、自責感を覚える。 |
21 | 私は、自分の意見や要求を、人にハッキリと伝えることが出来ない。 |
22 | 私は、急いで片付けたり、一生懸命に解決したりしなければいけないような問題がない時は、むなしく憂うつな気分になる。 人間関係での事件やハプニング性のあることに心が向かう。 |
8個以上当てはまるという結果の時には、一度カウンセリングで、気づきのワークをしてみると良いでしょう。
Ⅰ | 核となる信念 { 熱愛の相手がいないと私は生きていられない } 愛情欲求の対象が欲しくてたまらない。 自分の相手としての【 完璧な愛の相手像 】を想像し、追い求める。 |
Ⅱ | 自己防衛的な予定行動 (愛情対象に対して ) 相手の感情や要求を予想して、そのために対処する。 見返りを期待して何かをする。 |
Ⅲ | アクト・アウト( 行動に移す ) ① 「 気に入られなければ、必要とされなければ。 」 など、対人関係の強迫観念。 ② 儀式的にプレゼントや貢ぎ物を渡す。 お互いの関係を、濃密なものにしようと熱心に話し合う。 ③ 性的なエクスタシーによる愛の完結感覚。 ④ 自分の感情や相手のコントロールに混乱しながらも、相手を維持しなければという強迫観念。 離れて見たり、くっついてみたりの繰り返し。 |
Ⅳ | 生活が機能障害に陥る 真に親密な関係を結ぶことに恐れがあり、お互いの関係がうまく機能しない。 焦りや動揺、これでいいのだろうかという、不安、ためらい。 自分から去る事は、出来ない。 ずっとこのままで、留まっていることにも苦しさを感じる、でも動けない。 失敗したという感覚。 |
1 | 今現実に直面している事から逃げたりごまかしたりせずに、しっかり見つめて受け止める。 |
2 | 自分の頭の中の、狭いフレームで物事を見るのではなくて、幅のあるフレームにデータをたくさん集めてみる。 |
3 | 静かな時を生かして、深層意識の自分は何を望んでいるのか、【 自分自身との対話 】を楽しんでみる。 自分と語るノート作りなど、取り入れる。 深いレベルの自分に正直になれるようにする。 |
4 | 試行錯誤して行動した結果が悪いものであっても、その時間にいつまでも留まっていないで『もう忘れた』と自分に言い聞かせ、 暗示効果を高めていく。 |
5 | 自分をコントロールするのも難しいのに、他人のコントロールなど出来ると思うのが間違いである。 人をコントロールしようとするエネルギーを、自分について費やすことの方が素晴らしく有効である。 |
6 | 自分が定まらないからといって、他人の存在にばかり意識を張り巡らすのではなく、あなた自身をもっと見て、 今迄いろいろな事があったのに、ここまで耐えてやって来た自分のことを、もっとたくさん好きになる。 『 私は、あなた( 自分 )のことが好きです 』と1日に何度も言う。 |
7 | その人に会うと、なんとなく威圧感があって、気を使ったり、嫌われたらどうしよう、というような気分になる人からは離れ、 遠ざかる生活の変換を試みる。 |
8 | 他人に何かをやってあげようとする時、その事は自分が本当にしたいと思っているのか、一時立ち止まって考えてみるようにする。 友人を愛することと、世話をする事とは全く意味が違うということを、よく踏まえたうえで考える。 |
9 | 「 私は、こうしたい。」 「 私は、こう思う。」という 私(アイ)メッセージを、表現し伝達する練習をする。 「 それは出来ません。」 「 私には関係がないことです。」など、NOを言えるように練習する。 |
10 | 心の落ち着きというのは、状況を見てゆっくり待つことが出来る、心の余裕です。 何か困った事に遭遇した時は、速く結果を出そうとするより「 待つ 」という選択を、最初にしてみる。 |
11 | 過剰な罪の意識というものは、自暴自棄につながります。 他人のために自分をロボットのように使い仕事をさせて、相手の反応によって罪の意識を持つようなことは、 あなたの中のロボットに「 もっと働け 」と言っているようなもので、他人にとっては全く意味のないことなのだと知る。 |
12 | 自分の弱い面を、安売りし、ピーアールして人に受け入れてもらうネタにするのは止める。 自分の器以上の事を人にやってあげる事で、自分の自己満足感や人からの賞賛を得ようとしない。 やってあげた事について、相手に恩を着せたり、責めたり、何かを期待しない。 |
13 | 今迄ずっと抑圧してきた怒りというものを、少しずつ解放してあげる。 本当に心を許せる安全な人に「 私、今本当に頭にきてるの。」「 俺もーアッタマキタ! ちょっと聞いてくれよ。」などと、 自分の怒りを表現する練習をする。(カウンセリングを推奨) それがマイナスの被害者意識を軽くしてくれる。 安全な人がいない時は、専門家の手を借りてしゃべってみる。( スッキリした気分を味わい、実感する。) |
14 | とても矛盾した価値観と共に、白か黒かといった極端な価値観を持っているということに気付く。 何でも完璧にしようとするあまりに、自分の中にかなりのひずみが生じています。 { 程々に、まーいいか }という感覚を持ってもいいのだと思うようにする。 |
15 | 『 何か今日はイライラする 』『 何か変だ 』『 今日はやる気がしない 』などといった自分の第六感(
直感 的 )を信じて、 感情的にならず、その日の自分を世話をしてあげる練習をする。 |
16 | 他人に起きている事は、その人の問題であって、決して自分が責任を取ってあげられるものではないという事を知る。 自分と他人との関係にハッキリと境界線を引く。 虐待や性的な強要に対しても【 自分の体は自分に属しているもので、他人に属するものではない。 そして他人による侵入を許してはならない 】というハッキリとした姿勢を持つ。 |
17 | 気まずい思いをした時とか、自分が傷付いた時にその体験を書き留めて、原因や結果の分析ができるようにする。 同じような失敗を繰り返すうちに、何かの気づきに結び着き変化する事を実感する。 |
18 | 視野がとても狭くなっていて、自分の回りの自然界への関心や社会とのつながりが希薄になっています。 少し外の社会との関係を持つために、新しい事や活動に目を向けて始めてみる。 |
19 | 回りから自分のことを批判されたり否定されたりしているのに、まるで何事も起こっていないように振る舞うのを止め、 自分に何が起こっているのか、きちっと焦点を合わせ考え、書留める。 現実を歪めて把握するという自分の傾向を知るようにする。 |
20 | Self-awareness.《 気付き 》 ・ Communication skill 《 自己表現 》 ・Spiritual
work 《 内なる実り 》などに 着眼した本を読んだりそのような関心を持って、自分に思いをめぐらす時間を作る。 |
他人のことを、とやかく気にする前に、自分で自分をふりかえってみて、自分の基本的傾向のような考え方や在り方を知っておく ことは、とってもいいことです。 自分を根底から変えるということは無理でも、一応考えてみようと試みることから、そう臨もうとする傾向が鍛えられて行き、 現実の把握、社会や人間関係への適応に対して有効的に高められて行きます。 そして、ある時、自分の持っている傾向と反対の事が出来てしまったり、その状況を楽しむ余裕が出て来たりするのです。 不完全な人間同士だからこそ、人と人のふれあいが生まれ、そこから人間としての味がでるのです。 そして、自分のことが好きだから、人のことも好きになれるのです。 自分を愛しているから、人のことを心から愛することができるのです。 ![]() ![]() と自分に言ってみましょう。 |